高血圧の原因と予防

高血圧とアルコールとタバコ

高血圧の方のタバコは禁物です。
健康な方でのタバコの害は御存じの通りで、いろいろな疾患のリスクを高めます。
喫煙は肺がんのリスクを高めます。肺がんにかかった方の、およそ8割の方がたばこの喫煙者です。


そして、肺がんと同様にタバコの害のリスクが高いものが、高血圧です。
健常な方でも長年にわたり喫煙し続けると、高血圧になるリスクはとても高くなります。まして、高血圧の方の喫煙は、更に悪化させ、合併症へと導きます。

タバコが高血圧の方にどのように作用するか説明してきます。これは健康な方も同じことがいえます。
タバコに含まれているニコチンが血圧を上げます。ニコチンは副じんから血圧を上げるホルモンを分泌させて血圧を上げます。

更に交感神経を刺激して、血圧を上げます。交感神経が刺激されると、動脈硬化を進行させて血圧を上昇させます。
タバコの喫煙は、血圧を上げるだけの作用しか行わないような、高血圧にとても悪い影響を与えます。先に述べたように健康な方にも同様のことがいえますので、健康のために禁煙しましょう。


アルコールが血圧に影響することは、タバコと違い、多く摂取しなければ問題は少ないと考えられています。
アルコールの摂取は、末しょうの細い血管を広げ、血圧を低下させます。またストレスを解消する面では、適度なお酒は良いでしょう。

しかし、アルコールはコルチゾールやカテコールアミンなどのホルモン分泌を活発にさせ、高血圧の方は、お酒の量を増やさないように、注意が必要です。
どの程度の量が適量かといえば、高血圧の方のお酒の量は、日本酒で1日およそ1合、ビールなら大瓶1本程度が適量とされています。

ただ毎日の飲酒は、できれば避けて下さい。
適度なアルコールは、心筋梗塞や脳梗塞などの高血圧の合併症予防に効果があります。また動脈硬化を遅らせるともいわれています。

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