高血圧について
高血圧仕組み
高血圧を考える前に、血圧とは何かを解説してみます。
まず血液は心臓がポンプの働きをして血管を通し、体中の臓器や細胞へと運ばれます。
血管には動脈と静脈があり、動脈では栄養や酸素を運び、静脈では体中の細胞から集められた老廃物を運ぶ役割をしています。
血圧とは、この血管を血液が流れるときの圧力のことをいいます。
血圧は最高血圧と最低血圧があり、心臓が収縮して血液が押し出されたときの圧力を最高血圧(収縮期血圧)、心臓が大きく拡張して血液が戻ってきたときの血圧を最低血圧(拡張期血圧)といいます。
高血圧とは、どちらかの血圧が平均より高い場合をいいます。
一般に高血圧が悪いといわれる理由は、動脈を硬化させ、ときには血管を詰まらせることがあるからです。
血圧が高くなると、血管内を血液が速く流れ、この内壁に刺激を与え痛めてしまいます。血管は傷まないように内壁が厚くなりますが、厚くなるとそこにコレステロールが入り、動脈を硬くします。これを動脈硬化といい、血液の循環を悪くさせ、血の固まりが溜まりやすくし、さらに血管を詰まらせます。
高血圧が恐れられている理由は、血管を詰まらせることです。血管が詰まるところによって、命に関わる重傷になります。
血管が心臓で詰まると、心筋梗塞や狭心症を起こし、もしこれが脳の中で詰まると、脳梗塞や脳血栓を引き起こします。
また高血圧は腎臓の働きにも影響します。
腎臓は血液の老廃物を取り除き、血液を濾過してきれいな血液に換えます。
高血圧になると、腎臓に流れる血液が弱くなり、この働きを弱めてしまいます。この結果、老廃物として排出される尿が減り、腎不全になり治療が必要になります。
高血圧は、さまざまな病気を引き起こしますので、日常の血圧をチェックし、食生活にも気を付けて健康管理をしましょう。
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